スマホに記事を書くようになりブログに書き込めませんでしたが、今日は毎月の新聞まんりょうも完成したのでここに書きたいと思います。
なぜならどしても皆さんに読んでいただきたい記事があるからです。本当はいつも読んでいただきたいものを書きたいのですが、余裕なくて。
何の記事かというと妻の価値、主婦の価値です。
女性尊重と言いながら、必ずしも世の中はそうではありません。世の中とは矛盾にみちた、理不尽なものだからいちいち目くじら立てなくてもいいのですが、それでもこんな声を世に出したいと思うのです。
以下、私がまんりょうの記事としてまとめた文です。
〘 主婦の価値 妻の価値 〙
今年の七月から相続の法律が変わるという事です。夫
が亡くなった後、結婚二十年以上の夫婦であれば住んで
いる家は無条件に妻の物になるということです。今まで
は遺産相続に現金が無ければ要求する子供に住んで
いる家を売ってでも現金を渡さなければならなかったの
です。母親が住んでいる家を売ってまでと怪訝に思える
のですがそんな話は珍しくないそうです。親に対しての
子供の倫理観はどうなのかと腹立たしく思うのですが、
法律的にはそうなのです。それでは後妻に入った人や晩
婚の人は二十年満たないので大変だと思います。
そこで取り上げたいのは妻の価値です。特に専業主婦
の場合自分の収入はありません。すべて夫の収入です。
だから普通の家庭の主婦は無駄遣いをしないように、家
族の為に、自分の老後の為にこつこつと貯金をしなけれ
ばならないのです。ところが夫から回るお金で貯金をし
てよい金額は年間百三十万円まで、それ以上は夫からの
贈与になり、税金を払わなければならないのです。
それだけ貯金ができればよいではないかと思う人もい
るでしょうが、家庭の事情はそれぞれ。外に出て働けな
い事情はそれぞれ。無給であっても、それぞれに家族や
他者に多大な貢献をして忙しく過ごしているのです。
百三十万円と言えば子供や孫に贈る金額と一緒です。
年中無休二十四時間勤務、家族の緊急のためにいつでも
スタンバイしている妻の働き、内助の功が貢献のない子
や孫と同等に扱われるなんて私は納得いきませんね。
そのために夫の死亡後は妻に財産が半分いくようにな
っているといわれますが、もらえる保証はありません。
人生途中で何があるかわかりませんから。
お金は使わなれば国の経済が回らないでしょうが、超
高齢化社会の老後を生きるにはしっかり貯金しなくてな
らないのです。子供に依存はできません。物価は上がり、
保証が少なくなっていく時代です。生活保護を
受ける高齢者が今増加しているといわれています。
そもそも主婦業の年間価値をお金に換算すると
一千二百万程と。その代価はどうなるのですかね?
主婦の仕事は雑用で無価値のように言われますが、す
べての生産は家庭があって成り立つともいえるでしょう。
安心して働ける、安心して休める家庭の存在、妻の役割
を考えたら妻が認められる貯金金額が他者への贈与金学
と同じとは。まさに妻、主婦への冒涜。女性の人権を軽
んじている話、納得いかない話ではないですか。
こんな認識だからいつまでたっても世の男性や子供ま
でもが母親へ感謝や労りの意識が低いのかもしれません。
いかがでしょうか。人によって意見は違うかもしれませんが、主婦の値打ち、妻の値打ちは妻が外で働こうが働くまいが同じことです。
インターネットで私達が買い物をするアマゾン社は相当な額をインターネット通販で儲けています。それでも一円も税金を日本にはいれていません。
余剰に儲けたものは会社の役員の報酬とかききます。
昨日の国会では五時間の審議阻止。けっきょく審議は来月の国会へ。国会の審議が停止された理由は桜田大臣が三分間遅刻をしたことが問題とか。
国会が一日開かれるには億単位のお金がかかるのです。
想像もできないお金が無駄に流れたり、儲かっている会社から税金を取り立てることが出来ないのに、主婦が家族や老後の為にこつこつとためるお金が問題になるなんてなんとも腹立たしいと思います。一番腹立たしいのは主婦業の価値を認めない事です。妻の価値を認めてない事です。それが日本の法律なんですから、そこに物申したいと思います。