お産難民問題

  お産難民 
 今朝報道2001で「お産難民」という言葉を聞きました。ああ事態はここまで深刻になっているのかと恐ろしくなりました。最近産婦人科不足が取りざたされるようになりましたが、よくよく知ると事態は
重要です。ここ津山の地では産婦人科の病院が多く、実感としてわかりませんでしたが、(津山市は病院そのものの数が多い、しかし問題がないわけではない)、全国では本当に深刻な、お産をするのに10キロも離れたところにいかなきゃいけない。そして里帰り出産はお断りなどということになっているのです。産前産後のことを考えると親子のケアーが手伝ってもらえる妊婦の親元でお産するのは妊婦にとって一番安心なことです。私も大阪から里帰り出産を三回しましたが、小さな子供を連れて里帰りができなかったらどうやって子供を育てたらよいか分からなかったところです。
昨日のNHKでは教育問題が取り上げられていました。なんとかしなきゃいけない問題が山積ですが、一番深刻なのは産婦人科不足の問題だと思います。そうでなくても少子化が憂うべき問題であるというのに。そして結婚して家庭をもてば「子どもが欲しい」というのが誰もが望むこと。そして子供が生まれるということは個人の喜びだけでなく、家の喜び、地域社会、国家の喜びです。
 もし産めないことになったならどんなことになるでしょう。もしお産がうまくできなければ親も子もこれからの若い命が破滅してしまうのです。恐ろしいことです。よいお産なんていっていられないほど
命にかかわる深刻なことです。癌の治療問題も重要です。老人医療の問題も重要です。
でもお産の問題は最も最優先に重要です。もし重病になっている私とこれから産まれる、また幼い命のどちらを優先してたすけるかというと、60歳まで生きてきた私より、これからの命である孫を助けて欲しいと思います。
テレビをみながらどうしてここまで深刻な事態になるまで国、行政は気付かなかったのか、そして国の手の出し方に疑問を感じて歯がゆい思いをしています。まさに弱者切捨ての政策がみられます。
今現に産む病院がなくて苦しんでいる人たちはどうしたらいいのでしょう。大きなお腹を抱えている妊婦さんが本当に気の毒です。これは国だけでなくその地域が自分たちの住民に最適な方法を検討していかないと国に任せておれない事態だと思います。
 国が出したよい方策のために閉鎖しなくてはならない病院や助産院が出ています。将来的にいくらよい方法でも、今助けなきゃいけない命をどうにかしなきゃいけないことがたくさんあるのです。私はこの問題に解決の力に成りたいと思いますが、残念ながらなんの資格もなく口が出せません。せめてこうしてブログを書いて皆さんにお知らせすることしかできないのが歯がゆく、申し訳なく思います。                            
 まず医者が不足している事態は、すでに昔から現場では言われていたのに、医師免許をもっている人の数だけで余っているという行政の調査の仕方に問題があったようです。医師免許をもっていても医師として現場に出ていなかったら数ではないのですから。
 お産の失敗に対する訴訟の問題。以前帝王切開で出血多量で亡くなった妊婦さんがいたそうです。それで訴訟を起こされて、「医療には失敗もある、一生懸命やってきてこれではやっていられない」とたくさんの産婦人科の医師がやめ、それから成り手が少なくなったそうです。たしかに医師の問題もあるでしょうが、医療にも何にも失敗はありうること、この問題も善処できるようにしなくてはならないでしょう。訴訟を起こす人のモラルの問題もあるかもしれませんが、医療の側の対応がまずかっのではないかもしれません。大きなミスはミスとしてもっと謙虚に対応すれば和解される問題もあるかと思います。
男性の産婦人科医は少なくなっているが、女性の産婦人科医は増えているということです。しかし女性の場合結婚や子育てがあってやめる人が多い。ということです。個人の問題としたらやめて自分の子育てをしたいと思うのは当然でしょう。乳幼児期の子育てはお母さんにして欲しいというのが私の持論ですが、それでも社会のために、いろいろな事情で働かなくてはならない人が安心して働けるように制度を充実していくということは大切で、それができてこそ先進国といえるでしょう。
 高額なお産費用の問題、これは国が何とかして欲しいと思いますね。子供が増えるということは国の活力になるのですから。
 医師の増加、医師の働き方、費用の問題、本当になんとかしなきゃ、若い人たちが子供を産みたくなくなったら本当に滅亡です。
 そして助産院の充実、活用ももっともっと考えて欲しいことです。
また、最近のお産はリスクを伴うお産が増えていると聞きます。以前はお産なんて病気じゃないと思っていましたが、リスクの高い人が増えているということは新たな問題として受け止めなくてはならないと思います。それはなぜかというと①高齢出産の増加が最も大きな要因です。結婚も高齢化していますが、人間の命や体のことを考えると、結婚の晩婚化のつけがここに来ていると思います。そして②若い人の体質、体力の問題もここに出てきます。
 このあたりの妊婦自身の問題にも意識を向けなくては制度が変わっても問題はたくさん出てくるでしょう。なんとかよい方向になって欲しいものです。
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by nizicanvas | 2008-03-09 22:27 | 時事・経済・社会

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