本屋を訪ねて
2008年 03月 09日
久しぶりに本屋の育児書を覗きました。またまたたくさんの新刊が出ていました。特にすごいと思ったのは赤ちゃん情報の専門誌「ひよこクラブ」からの育児書全集のような本。出産から発達、大きな本、話題がぎっしり詰まったよさそうな本です。写真も絵もカラフルに入って。ぱらぱらと開いてみて、これはかなわないと思いました。私の書いた本が色あせてみえました。在庫のなくなった一冊目の「はじめまして赤ちゃん」増版しようか迷っているのですが、もう私の本は世間ではお呼びではないかなと思われました。すでに役割を終えているかもしれない。もっともっと充実したよい内容の本がいくらでもでるので、もう必要ないかもしれないと思いました。
それはそれで皆さんが幸せになるならどの本が役立ってもいのです。ところがあっと驚きました。以前このブログでこんな本がありますが、内容がとても賛同できない。後半は賛同しますが、前半は間違っているといったことを書いた育児書「あなたの育児は間違っている」がたくさん積んであるのです。そしてよく売れていると書かれています。こんな本がよく売れては困ると思いました。
子供を甘やかしすぎていると愛情について否定する氏の考え方は前半は本当に間違っています。脳科学からみたといいますが、その受け止め方も間違っていると思います。大脳辺縁系は胎児のときにできるのだから生まれたら育成しなくて言いなんて! 前頭葉だけを鍛えればいいという理論はどう考えても間違っているのです。本当は内容に触れて個々に反論したいのですが。あんな本がよく受けているなんて情いと思いました。 危険な部分があると感じました。