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心地良い体験

 子供の教育は感じることの体験
 私は『朝礼』という本を毎月とっています。仲間と一緒にとっています。毎日の記事が小さな半ページに出ていて、なかなか読みやすい内容です。そして時々はっとするほどよい内容に出会います。 11月11日のページに「農業体験」というのがあります。
 これがまた素晴らしい内容です。
 子供が農業体験をしてその感想を親の方は「農家の人の苦労がわかった」などという言葉ですが、子どもの方は「田んぼが暖かくて気持ちよかった」「楽しかった」という表現だそうです。「沈黙の春」を書いた故レイチェル・カーソンさんは「自然の神秘さや不思議さに目を見張る感性を子供時代に育んで欲しい」と語っています。「植物の名前や昆虫の種類を知る以上に、さわった感触やにおい、美しいと思う感じる心が重要だ」と強調しています。
「いのちの大切さ」「農業のたいへんさ」を学ぶこと以上に、楽しく夢中になって土や水や草花と戯れた感触は生涯消えず、大人になってからの柔軟な感性の源になるはずです。
ということがこのページに書いてありました。
 この文章は本当に素晴らしいと思います。これは大切なことだと思います。子供はまず
いろいろなことを体で、五感で体験して、気持ちよさ、悪さ、心地良さ、そんなことを味わう、それか生きる原点だと思います。それがまず一番大切な情感で、特に心地良さ、面白さ、無知悠になって味わう、体を動かす、それが健康にもよいし、やがて優れた知性も養うようになるのです。
 賢く生きるのではなく、人はまず心地良く生きる、そこから賢く生きる知恵がうまれると思います。今の子供達に、居間の親たちに一番かけているのがそれだと私は思います。
 今日はサークルでそんな話をしました。
by nizicanvas | 2007-11-08 23:18 | 育児、教育、マタニティー

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