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子供をしかりつけない親になるには・・・

叱る② 親の心の傷・トラウマが子供を叱りつける行為に駆り立てる
 読売新聞「しかる みんなどうしている」をうけて考えてみましょう。
今、育児の本でベストセラーになっているのが明橋大二氏の『子育てハッピーアドバイス』シリーズだと思います。素晴らしい内容で、わかりやすい漫画調の楽しい本です。その中の一こまの漫画に「お母さんは僕の顔をみると叱ってばかり、お母さんは僕が嫌いなのかな」というのがあります。あまりに現実的なので思わずにんまり笑ってしまいました。
 もしかして世のお母さん、そうなっていませんか。知らず知らず出てくる言葉が否定語、批難語。なぜか叱ってしまう。子供の顔を見ると文句を言ってしまう。・・・など。
 私は長年「スリーワン」という心の癒しのカウンセリングをしています。
そこでどうしても子供を叱ってしまい落ち込むお母さんの問題をよく扱います。たいしたことでないことは叱るまいとして努力しても無理な人、ますます落ち込む人はどうぞそのセッションを受けてください。なぜなら、実はお母さん自身のストレスがそうさせているのです。そのストレスは子供が原因ではなく、大人の人間関係、自分の生活の不満・・・そんなことが原因の場合があります。また決して見過ごせないのがお母さん自身の過去、特に子供のときの心の傷、トラウマが潜在意識にしっかり根ついて、それが叱るという行為に駆り立てているのです。自分が頑張ってきたお母さんほどそれが多いのです。なぜならお母さんにはできたのに、我慢してきたのに・・・という潜在意識の悔しい思いは子供に敵対感を抱かせるのです。実際たくさんの人の解放で「子育てが楽になった」「叱るけど前のようないらいらした叱り方はしなくなった」と聞きます。
それは私自身を解放する体験でも感じました。私も親からたくさんの傷を受けていたのです。でも私の親は素晴らしい人でした。それでも子供の心に傷をつけてしまうものなのです。私も子供たちにその傷を負わせています。申し訳なく思う私はだからわが子の心の傷を癒し取ってあげたいのです。がまだそのチャンスがありません。残念ながら。
お母さん自身の過去に辛かったインナーチャイルドを癒さない限り、子供とよい関係を作るのはかなり難しいと思います。楽しい育児、いらいらしない育児をすることはかなり難しいと思います。また、自分の言葉や行動は親のそれを見て学んで身につけたものが習慣になっているので、そのことに気づきそれなりのケアーを受けなければ難しいということも知っておくといいでしょう。これを世の教育者は知らないのです。
 私の本『いのちを育む』には「子育てに役立つ魔法の技」としてそれを取り明けています。子育てが楽になるいろいろな方法を取り入れてお母さんたちに楽しい子育てをしてほしいと思います。
 (スリーインワンはインターネットで検索ください。)
by nizicanvas | 2007-05-13 00:27 | 育児、教育、マタニティー

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