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「赤ちゃんの訴え」

一歳半のリオちゃんは床にねそべって大泣きです。ドーナツ、ドーナツといっていたお兄ちゃんについて自分も一緒に買い物にいけるものと思っていたのに、「寒いからリオちゃんはお母さんとお留守番ね」といわれたものですから大泣きが始まったのです。
「車の中で待っていればいいじゃ」と、連れて行ってもらえることがわかったとたん、泣き声はぴたりとやんで嬉しそうに買い物について行きました。
腕白なお兄ちゃんに比べて、大人しく育てやすいとお母さんは喜んでいるうちに、自己主張も強く、だんだん手ごわくなっていくリオちゃんにお母さんは驚いています。気に入らなかったら、ところかまわずうつ伏せになって泣き喚く。その姿にはじめは可愛いがっていたのに・・・だんだんと・・。
言葉は遅いようですが、リオちゃんはしっかりした自分の意思をもっています。言葉で表現できないから体全体で、泣き喚くことで自己表現しています。まさにボディーランゲィジです。しっかり自己主張をしているのですから素晴らしいことです。
何を訴えているか理解してあげると大変さは半減します。赤ちゃんは無意味に駄々をいっているわけではないのです。
人形みたいに扱いやすい子どもなんてどこにもいません。どんな子どももちゃんと意思をもち、その意思を表現します。自分の気持ちをわかって欲しいと訴えます。それをしないということは・・・かえって問題です。
赤ちゃんと会話できるベビーサインが脚光を浴びていますが、それを利用すると意思の疎通がしっかりできてよいでしょう。でもそれを知らなくても赤ちゃんの様子をよくみていると何を知らせたいか、訴えているかたいていは分かるものです。よく観察して赤ちゃんの気持ち、欲求を理解してあげましょう。それにしても、小さくてもちゃんと自分の意思をもっていることに改めて驚きですね。大人よ、侮る無かれです。
by nizicanvas | 2007-04-11 13:27 | 育児、教育、マタニティー

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