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「夕日と海にあこがれて」の続き

私が毎月発行しています「まんりょう」に前島を訪ねての記事を載せた
ところ、モラロジアンの方々から懐かしいと喜びのメッセージをいただきま
した。そこでブログをみてくださったモラロジアンへのメッセージとして、
前島の様子を伝えたいと思います。
「夕日と海にあこがれて」の続き
以前モラロジーの研修所前島センターからみた夕日が忘れられず、牛窓
から船に乗って、前島に渡り(片道5分)、船着場のところから西に沈んでい
こうとする夕日をみました。それが写真に載せている夕日です。あまりの見
事な夕日に、一緒に行った娘も孫も大感激でした。そして翌日、今度はセン
ターのあった所に行きたくて尋ねました。センター入り口に「啓明前島学舎」
と書かれたおおきな看板がかかっていたので、今は誰かが使われているよう
で、どうしようかと迷ったのですが、思い切って入っていきました。
 おおきな建物も庭もかつてままのようでした。嬉しくてどんどん入ってい
くと、庭の手入れをされていた方が出てこられました。挨拶をし、ここに来
た訳をいいますと、大変親切に応対してくださいました。三年前より瀬戸市
から頼まれて、神戸にある啓明学園(関西学院の中、高)の生徒の千人ほど
がここで研修をしているのです。そして多くの人に使って欲しいのでいろい
ろな団体に貸しているのだそうです。ロビーのところに布団が山積みされて
いました。
ここで庭や建物の手入れをするのは大変で毎日忙しくされているとか。前
島に派遣されたときは辛かったけど、一年たつともう居心地がよくて帰りた
くなくなったとか、いろいろとお話くださいました。
食堂にも行ってくださいと案内され、懐かしい食堂に上がりました。あっち
こっちとてもよく手入れされていました。食堂から南、小豆島をみる風景は
相変わらず素晴らしく、わぁーと感動の声が思わず出ましたが、しかし、西
の海は見えなくなっていました。なぜなら食堂横の木があまりに大きくなっ
ていたからです。大切にされていることを嬉しく思いながら、懐かしい気持
ちでいっぱいで暖かい思いでセンターを後にしました。
 多くの人たちが集った懐かしい場所。あのセンターをもっと有効に使うこ
とはできなかったのだろうかと、今でもとても惜しい気持ちです。
健康を回復したい人、心を癒したい人、いろいろな形で人を元気にする施設
として生かせれなかったことが辛いです。機会があればあの場所を尋ねたり、
活用させていただくのもいいのではないかとは思うのですが、あまりにも遠
いですね。センターから帰るとき、センターのたくさんの若いお手伝いの方
方が船着場まで見送ってくださり、いつも手をふってくださっていたことが
本当に懐かしく思い出されます。
by nizicanvas | 2007-02-21 08:41

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