医者の世界 やっぱり白い巨塔かな 脳外科の脊椎手術を敵視なのか?
2020年 01月 27日
今岡山済生会の脳神経外科が大ピンチです。院長から脊椎手術中止を命じられたのです。そんなことってあるでしょうか。
今、脳外科の患者達に呼びかけて再開の運動をしていますが、なかなか大変です。
その理由は昨年末に手術後の合併症があった患者が済生会の院長に訴えたのです。そこで脳外科の手術全部が中止を命じられたのです。三人の医師全員の中止です。そんなことありますか?
その患者の様子は良く知りませんが、もともと相当悪かったようです。しかし今リハビリで回復に向かっています。
合併症が起こったりすることはよくないことですが、だからと言って脳外科の手術全部を否定してしまうなんて、あまりにも厳し過ぎます。やり過ぎです。
済生会脳外科の手術はとても繊細で高度で多くの方が助かっています。私もその一人です。先生方も大変熱心で、一人一人に丁寧に向き合って診察、説明、いつも頭が下がります。いわゆる三分診療ではありません。だから待合室はいつも混んでいます。患者のほとんどの皆さん医師達に感謝と尊敬をしています。患者の百パーセント好まれているとは言えないかもしれませんがね。私はいろいろな病院に行っていますが、だんとつに丁寧です。私の知り合いも受診して安心したと言っていました。
他の病院では見てもらえなかった難しい状態の人も受け入れ、手術してくださっています。それはリスクが高い手術だと思いますが、それでも回復しています。
救いを求めて、いろいろ探してやっと済生会の脳外科にたどり着いたという患者が少なくありません。私もそうです。脳外科の医師はいろいろな病院、治療をして回ってやっと出会えた医師でした。脳外科が脊椎手術をするのが不思議でしたが、説明を聞くと脳神経外科が脳しか扱わないというのは日本だけだそうです。脳神経外科は脳と神経に関するものを扱うのが欧米の常識だそうです。今日本では三割の脳神経外科が脊椎を扱っているということです。脳の様な非常に繊細な部分を扱える高い技術の腕と精巧な顕微鏡という手術機器が脳外科にはあるのです。
脳外科の医師に出会ったみんなはとても感謝しています。今回の中止命令で手術待ちの人は困っています。再手術を予定している患者も困っています。なんかあったら済生会脳外科にと期待している人達は驚き、困っています。もちろん、脊椎手術は済生会の脳外科だけが優秀なのではありませんが、多分ダントツに優秀だと思います。
手術にリスクは付き物、わたしもそれを覚悟して受けました。しかしめったにそんなことはありません。皆無ではないかもしれませんが。そして他の病院でもいろいろな失敗、ミスは多分にあります。有名な病院の手術で神経をやられてぴっこになった人も知っています。残念なことに誤診や失敗なんていくらでもあります。いっぱいあります。それでも中止されることはありません。多分今までの済生会の他の科の手術でもミスはあったことでしょう。それでも処罰されず、手術も続けられていると思います。そんなこといったらよほど下手な医師でない限り、手術が絶対必要な人は受けられなくなります。
なぜ今回脳外科が・・・それは以前から院長が脳外科の活躍を快く思っていないからのようです。そのことは以前から聞いています。きっと
今度のチャンスは脳外科を潰すのによいチャンスかと、そのことを知っている人は思っています・・・。院長には悪いけど、そうとしか考えられません。院長のパワハラだとみんな思っています。
脳外科の医師のこれまでされてきた貢献、実績を考えると悔しいです。先生方は献身的に患者に向かい合い、難しい手術に臨まれていました。医師が倒れるのではないかと思うほど頑張ていました。あの優秀で熱心な医師達が気の毒でなりません。なんと惨い処罰でしょう!
フランスに行って学び、腕をあげた高度な医療が埋没されるなんて、医師の人生が潰されるなんて、社会の損失です。20年もこつこつと頑張ってこられた医師達の活躍の場が奪われるのはモッタイナイ!本当に勿体ない!
脊椎疾患で困っている患者の為に、優秀な医師のためにも、なんとか手術再開になって欲しいとブログを書きました。いろいろなところに嘆願書を出しているのですが。
私は脳外科の医師の手術に出会って元気になり、人生を取り戻したといっぱい感謝していますからそのご恩に報いるために、またこれからまだまだたくさんの人達を救う高度な医療と医師の復活の為に役に立ちたいとささやかながら嘆願運動をしたいと思います。