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アラフォー出産

アラフォー出産
という言葉を初めて知りました。まあ次から次へ知らないことが出てくること。アランド・フォーティーという言葉で、四十前後に初めて出産する人のことですって。高齢出産は35歳以上で初めての出産というのですが それより五歳も上です。私の友たちには40過ぎて産んだ人がたくさんいますが、でも初産ではありません。昔知り合った一人に42歳で初産という人がいたような気がしますが。
NHKテレビで今日はそれが取り上げられていました。長山蓉子さんや野田聖子さんが取り上げられて
アラフォー出産についていろいろと話していました。
そんなお産はほとんどが結婚が遅かった人ですが、仕事が面白くて、仕事外に考えられなくてここまで高齢になったという人たちです。それで順調に産まれれば問題はないのですが、やはりリスクは高いようです。肉体的にはやはり若いときにはない問題がいろいろでます。ですから母体にも赤ちゃんにも若い人のお産のほうが安心で楽だということはまず間違いないことです。でも結婚したらほとんどの女性は自分の子どもが欲しいものです。ですが、やはり妊娠の確立は低くなるようです。そして中毒症にかかりやすかったり、難産だったりする傾向もあるといえるようです。
私は昔から言われるお産にも妊娠にも適齢期があるというのは本当だなと思うようになりました。しかし、学校卒業したら全員が働く時代。働けば仕事が面白くなったり、責任が出てきて結婚が難しくなるという時代です。高齢でもやむえないでしょう。何歳でも子どもは欲しいものですから。
高齢でよいこともあるといわれます。①まず精神的に成長しているのでストレスに強くなり、子育てもイライラしないで育てられる。という話、まあ当たっているかもしれません。たしかに若いときには未熟で子どもに当たることも多いかも。しかし、また反面子どもに甘くなるかな。②お金があるので生活に余裕がでてくる。これも当たっているかな。でもお金があるということと子どもが優秀になるということは違うようです。子どもが優秀になるには多少貧しいほうがいいようです。辛抱したりする力がついて、なまじたくさんお金があるとひ弱な子が育つかも。③若いときに十分やりたいことをしておいた人のほうが育児をする上で損をしているという気が少ない これも多少はあたっているかな。でも子育てが終わってからのエネルギーは年を取りすぎるかな。あまり若いとそれもいえるかもしれませんが、
私は26歳でしたが、十分やりたいことはしてきたという気がして、育児が損だとは思いませんでした。
私の知人で19歳で結婚した人は子育てが早く終わって、それからいろいろと多方面に活躍です。これも必ずしも。④周りの人からお古などまわってきやすい。これも年は関係ないでしょう。高齢でなくても回ってきますよ。⑤自分が後から子育てをすると、知り合いの体験者が多くなるので育児の悩みを聞ける。これもどうかな? どの時代にも先を行く人はいるものです。
 なんていろいろ高齢のメリットをあげていましたが、さて、メリットかなと思います。
さらにリスクは①お産が重くなる可能性が高い さらに妊娠する可能性が低い、やはり卵子も若くないと力がないらしいです。②女性の体の老化がお産だけでなく、子育てにも不利。娘たちをみていると若いからやれると思います。たしかに。あの逞しさは若さだと思います。子育てと更年期が一度に来る可能性があるといいます。私は自分が更年期だとは思いませんでした。これは精神的有り方も関係しているかもしれません。③胎児に奇形、病気がおこる可能性が高い。ダウン症は若い人の10倍以上といいますから、やはり大変です。
子どもは授かり物ですから、自分でコントロールできないのですが、私はやはりできたら高齢でないほうがいいと思います。最近の調査で産科医が2000人くらいたりないそうです。お産を扱うのはきついという医者が増えてきたのですが、その根底には難産が多いからだと思われます。コロリンと産まれる人が多ければそれほど問題はないでしょうが、命が危ぶまれるお産、nicuに送られる赤ちゃんが増えてきたことと関係しているでしょう。高齢出産、特にアラフォーの方は健康管理に気をつけて、お産が軽くできるように食生活運動などをして体を鍛えてよいお産の体制作りをして欲しいと思います。そういう方はとくに仕事で過酷な日々を過ごしているからよけいに難産になりやすいかも。
少子化、少子化とさわいでいる日本、人口減とさけんでいる日本。リスクの少ない、よいお産を勧める方法をもっと研究して指導して欲しいものです。でないと産科医がいないのですから。なんと気の毒な国になってきたものです。何もかも悪い方向へ向いている日本。誰が悪いの?
by nizicanvas | 2010-09-30 00:50 | 時事・経済・社会

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