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たくましいお母さん業

お母さんはたくましくなければならない
娘たちが子育てをしていますが、逞しいなと感心することがあります。一時も休まず走り回っている感じです、あれも若いから出来るのだなとも思います。二人とも専業主婦ですが、それでも結構忙しい。
福井の娘のところに行ってきましたが、ここでは旦那の両親が近くにいますからいざというときは助けてもらえますが、それでも家が別なので、それぞれの生活があり、仕事があり、いつもいつもというわけには行きません。近いといっても側ではないのでそうそう気軽には頼めません。やはり遠慮もあります。少なくとも実の親ほど簡単に、子供をみてもらうというわけにはいきません。
その点親の近くの娘は随分得をしていると思います。他にも親しい親戚があるのでそちらに頼んだり、随分得をしています。これも自分が選んだ道ですから仕方ないのですが、
娘が細い体に背中と抱っこで子どもを世話している姿に涙することもあります。
手のかかる子ども、外に連れて行くとちょろちょろする子供をかかえて買い物から病院、夜寝るときまで横になる暇もなく動きつめている姿に感心しています。夫の協力が得にくい娘は一人で奮闘していますが、私もそうだったなと思い出します。
子育てにも家事にも夫の協力がいっさい貰えなかった、実家を遠く離れての乳幼児期の大阪時代の育児はとても大変でした。買い物も子供全員をいつも連れて行って。ピークのときは背中と自分者の前後ろ、そして長男に自分の自転車。それで坂道を上がり降り。どうしてあれほど夫の協力がなかったのか今になって思えば不思議です。
そんな育児はみんながやっていること、昔の人は水道も電気もない生活ですからなおさら大変です。私の母もそんな生活で育児と家事と野良仕事をしていました。
みんなよくやってきたものです。身を粉にして働くといいますが、まさにそうです。それもこれも心身が元気でなければできないことです。若いからできたことと今になればそう思うこともあります。
だからこそ子育ての親に対して家族は協力をしてあげなくてはと思うのですが、それぞれの事情があり、一人で奮闘せざるを得ない人も少なくないでしょう。行政はそんな親たちを遊んでいるように思っていますが、とんでもないことです。配偶者控除を廃止したり、一生懸命子育てをしている人たちに鞭をあたえるのはやめて欲しいと思います。乳幼児期の小さな子を預けてとても働けない状態の人がたくさんいるのです。
娘たちの生活をみるとあれでは働けないと思いますし、そんな状態で働いている人たちの育児は本当に大丈夫か心配することがあります。
また、そんなに無理して、子育てより外で働く意味がどれほどあるでしょうか。人は温かい、ゆったりと親の愛情をいっぱいもらった方が絶対に健全な子どもに育つのです。
娘たちの姿を見て、母親は逞しくなくてはいけないと思います。そして子どもは逞しく育たなければ
しっかりとした自立ができないと思います。 
先日の講演会ではお母さん業、主婦業は素晴らしい仕事です。世界を動かす人を育てる親業は最高の仕事です。自信をもってやりましょう。そしてその体験は子育てが終わって多方面に生かされますと話しました。
by nizicanvas | 2010-09-28 01:01 | 育児、教育、マタニティー

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