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素晴らしいお産の本・池川明著 

         素晴らしき産婦人科医 池川明氏を紹介します。
このところ私は本の再版のためにお産の勉強に余念がありませんが、今回「池川明」氏の本を数冊読み、とても感動しています。池川明、大葉ナナコ、吉村正、大野明子さん方の本はみなさんにどうしても読んでいただきたいと思います。図書館で借りてでも読んで欲しい素晴らしい本です。
 池川氏は現役でバリバリの産婦人科医。産婦人科医ですが、他の先生とはとてもかわっている自然派の先生です。
 まず先生の素晴らしさを紹介。「待つお産」を実践されています。赤ちゃんの心に配慮するお産をめさして、カンガールケアーの導入、促進剤を使わない、分娩入院の短縮など、試行錯誤を重ねて、本当の自然分娩の実施に取り組まれています。
「すると苦しいだけだったお産に感動できるようになりました。赤ちゃんがフッダフェイスと読んでいいような最高に満足した表情を見せてくれる赤ちゃんもいます。しかもお母さんが大出血して命に危険が及ぶようなお産もほとんどなくなったのです。大病院に転送する救急車を呼ぶ回数が激変したのです。それは病院の先生方が目をはるような変化でした。」
「待つお産」を実践されている池川医師の姿勢に敬服します。なかなかこんな態度で待つお産をしてくださる方は少ないのではないかと思います。
私は医療者ではないのであまり批判的なことはいえませんが、関係者の話によると、医者がお産に介入しすぎることがお産を大変にしているといわれます。徹底した自然出産の吉村正産婦人科医は厳しく批判されています。
 なにかあつたら責任を負えないという病院側の立場もなるほどと納得ができますが、そういうことを学習の段階から当然のように学んで疑問をもたないということも一因しているのではなかと思います。
 「お産は待つこと」偉大な助産婦さんは以前からそういわれていました。状況によっては危険なこともあるでしょうから介入もやむ終えないところがあるとは思いますが。
池川先生のお産に対する真摯な心はいろいろなところに表れていますが、特にここで紹介したいのは「胎内記憶」です。
以前ワンダーゾーンというテレビで「出産の記憶」というのをしていたことがあり、驚きました。しかしスリーインワンをしてみれば人間の潜在意識、体は胎児期のことまではっきりと覚えているのは当たり前のように出てきます。
意識では覚えていないことを無意識が覚えていて、それを筋肉反射で出すのです。本人の記憶ではなく、親とかの他者の記憶の事実とぴったり合うのです。
 池川医師はたくさんの子供たちのデーターをとって集め、それを本にしています。
たくさんの本がありますが、
『胎内記憶 命の起源にトラウマが潜んでいる』角川SSC新書 780円
『子供は親を選んで生まれてくる』日本教文社 1200円
『いちばんわかりやすい妊娠と出産』成美堂 1200円 ぜひ読んでみてください。
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by nizicanvas | 2008-08-28 12:10 | 時事・経済・社会

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